ジョン・D & キャサリン・マッカーサー財団の
資産運用について
ジョン・D & キャサリン・マッカーサー財団 (John D. and Catherine T. MacArthur Foundation) |
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総資産に占める投資の比率 (2005年) |
97.8% |
投資に占める国債等の比率 |
14% |
投資に占める上場株式の比率 |
40% |
代替投資等の比率 |
46% |
ジョン・D・アンド・キャサリン・マッカーサー財団は、日本での知名度はさほど高くないかも知れません。しかし、助成財団として、米国ではアンドリュー・W・メロン財団 (Andrew W. Mellon Foundation)、ピュー・チャリタブル・トラスト (Pew Charitable Trust)、ロックフェラー財団
(Rockefeller Foundation) を超える資産規模を誇っています。
資産配分で目につくのは、代替投資等の比率の高さであり、全投資の半分近くを占めています。これは、異様な高さのようにも思えますが、ここ数年の記録を調べてみると、株式投資の伸びが鈍い年は代替投資が伸び、また代替投資が不調な年は株式が好調であるというように、補い合って安定的なポートフォリオの成長に寄与しています。このため、2002年から2006年までのリターンは、2002年がITバブル崩壊のために4.47パーセントのマイナスであったにもかかわらず、平均して13.86パーセントという高い水準となっています。現代ポートフォリオ理論にかなった、優れた資産配分であると言えると思います。
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