プライベート・バンクで「子孫に財産を残す」

それというのも、スイスでは、数世紀にわたる歴史を通じて培われたプライベート・バンキングの視野は、あくまで長期的なものだからだ。ハイリスクな「オルタナティブ投資(代替投資)」で一時儲けたとしても、次に損失を出せば元も子もない。これに対して、伝統的な手法によって資産を着実に増やしつつ、究極的には「子孫に財産を残す」。それが、スイスのプライベート・バンクが顧客とともに目指すものである。

そして、顧客である資産家との関係を幾世代にもわたって維持し、安定した資産運用と資産の保全をはかることによって、「単なる金持ち」であった顧客を「真の富豪」にまで育て上げようとする。それが、長い伝統に裏打ちされたスイスのプライベート・バンクの姿だといえるだろう。

 

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