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スイスの銀行から解約(口座閉鎖)通知を受け取った方へ

 

それでもスイス口座の維持・移転・新規開設は可能です

 

 

 

日本人口座だけではない

 しばらく前には考えにくいことでしたが、現在、スイスの一部の銀行で、日本人口座の解約・閉鎖の動きが広がっています。

 これは、ことさらに日本人だけをターゲットにした動きではありません。

 これまでスイスの銀行は、アメリカ合衆国をほとんど唯一の例外として、世界のすべての国々から顧客を集めることが可能でした。ところが、それが次第に難しくなりつつあります。言い換えれば、「顧客をその国籍によって選別しなければならない」状況になったのです。

 

法令遵守の徹底が理由

 というのは、スイスの銀行は、これまではスイスの法律さえ守っていれば十分であったのに、「海外の顧客を扱う場合は、その顧客の国の法律をも守らなくてはならない」というように政府の方針が転換したからです。

 そうなると、例えば日本人顧客を受け入れる場合は、スイスの銀行といえども、日本の法律事務所と顧問契約し、担当者に日本の法律を学ばせて試験しなければならないなどの対策が必要となります。ドイツ人顧客がいればドイツ、韓国人顧客がいれば韓国についても同様にしなければならないのです。

国際的な銀行では全世界100ヶ国もの顧客がいますので、すべての国についてこのような対策をとるのは実質的に不可能です。

従って、それぞれの銀行がその特徴に応じて、ターゲットとする国を絞らなくてはならない必要に迫られているわけです。

 

日本人を積極的に受け入れる銀行

 ということは、実は、上記のように日本人口座の解約・閉鎖を進めている銀行がある一方で、積極的に日本人を受け入れようとしている銀行・金融機関も存在している、ということをも意味しています。

そのような銀行は、日本人バンカーや日本語を話せるバンカーを雇用し、日本の法令遵守のための体制を整えています。

 当方では、そのような日本人顧客の受け入れに積極的な銀行・金融機関の情報をご提供しております。これからスイスで資産運用されたい方、またこれまでスイスの銀行を利用していたが口座閉鎖を通知され、別の銀行に預け換えたいとお考えの方のご相談をお受け致しますので、お気軽にご連絡下さい。

 

 

**日本語が通じるスイスのプライベートバンクの情報を無料でご提供致しております。詳しくはお問い合わせ下さい(メール: mz.group@e-law-international.com )

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