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輸出・輸入ビジネスのトラブルを解決する翻訳の力

コンサルティング翻訳とは何か

 

零細企業が海外展開する時代

 今、日本の中小・零細企業に異変が起こっています。

これまでは国内取引のみであった中小企業でも、積極的に海外顧客とのB to C取引、さらには海外取引先とのB to B取引を展開するようになってきたのです。その理由として、インターネットの普及により海外企業の情報が入手しやすくなり、取引相手の可能性が広がったことがあるのは、言うまでもないでしょう。まさに、零細企業が海外に雄飛する時代がやって来たのです。

 また、翻訳ソフトなどの機械翻訳の発達で、言葉の問題も以前ほどはなくなりました。簡単なあいさつメールや、品物のリストだけでほとんど文章のない注文書・納品書などであれば、機械的な翻訳でも問題が生じることは少ないと考えられます。

実際、海外取引のある中小・零細企業の多くは、「英語はなんとかなる」というスタッフと翻訳ソフトがあれば、日常業務に支障はないかも知れません。

 

 

取引相手は「人間、しかも異文化」である

 けれども、いったん問題が生じると、そうはいかなくなります。

 例えば輸入ビジネスであれば、「届いた品物が注文品と違う」といったトラブルは避けられません。この場合、取引先に対してクレームをつけることになるのですが、言い方に気を付けなければ相手の気分を著しく害することになる可能性もあります。

相手先の担当者も人間です。しかも日本とは文化も異なります。「小ロットで割引までして、細かい注文も聞いたのに、小さな手違いくらいでそんな言い方はないだろう」と思うかも知れません。「日本人はよくクレームを付けるが、結局何が問題なのかよくわからない」と思われることもあります。そうなると今後のビジネスの雲行きも怪しくなってきます。

 そうならないようにするために、特にトラブルがある場合には、どんな言い回しで伝えるべきかを専門家に相談されることをおすすめします。

 

「英語のできる人」でさえも・・・

 ビジネスといえども、いったんトラブルが生じると、双方に感情が生じます。

一見冷静のように見えるビジネス・レターであっても、感情を持っている人間が書いたものであることは言うまでもありません。その感情を読み取った上で、どのようにしてこちらの言いたいことを伝えるのが適当か、微妙な判断が求められることになるのです。

 これは単に「英語力があるか否か」という問題ではなく、発想法や論理の組み立て方の問題なのです。そんなときは、留学経験などもあり、日本人としては相当に英語のできる人であっても、判断を誤ることがしばしばあります。かなり英語ができても「はっきり言いたくないけれど、わかるでしょ」という雰囲気の英文を書く人が多いからです。おそらく日本人の「くせ」のようなものかも知れません。

ところが、そのような発想で書かれた英語は、英文としては何も間違ってはいないにもかかわらず、外国人には通じにくいものになりがちなのです。実際、「この英語、どういう意味?」とか「結局何が問題?」と外国人に尋ねられることはよくあります。

 トラブルの解決を図るための文章を書きたいのなら、日本の常識をいったん白紙に戻してから発想する必要があります。英語が間違っていないのに意味が通じないと、かえって誤解を招く原因になるからです。

 

 

翻訳家をあなたのコンサルタントに

 このような問題を解決する専門家として「異文化コミュニケーション・コンサルタント」という肩書きを名乗っている人もいます。

けれども、そういう大層な肩書きの人たちに相談するのは費用がかかりすぎるだろうと思われるなら、ビジネス翻訳家に相談することをおすすめします。経験の豊富なビジネス翻訳家であれば、たいていのビジネス・シーンにかかわる文書は手がけていますから、「こういう場合は、こういう言い回しで書く」とか「それを言いたいなら、こう書けば伝わる」ということがわかるはずです。場合によっては、「その人で埒が明かないなら、XXに宛てて書きましょう」というところまで教えてくれるかも知れません。翻訳家は、法律や金融の専門家ではないかも知れませんが、国際取引の契約書の翻訳などを通じて、「国際ビジネスの常識」にも通じています。料金は法外なコンサルタント料などてはなく、通常の翻訳と大差ないリーズナブルなものですから、中小・零細企業だけではなく、個人の依頼を受けることもあります。

 輸出・輸入など、海外ビジネスのトラブルなどと言っても、多くの場合は単なる誤解や行き違いに基づくものです。双方が問題の解決とビジネスの継続を望んでいる限り、適切な言葉を選んでていねいに説明し、誤解を解くように努めれば比較的短期で解決することができるでしょう。

そのために、翻訳の力を大いに役立てていただけたら、と願っています。

 

 

 M&Zビジネス翻訳センターでは、「コンサルティング翻訳」のご提案をしています。詳しくはお問い合わせ下さい。

(mz.group@e-law-international.com)

 

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