個人輸入、個人輸出、情報起業
1人でできる「週末起業」成功へのヒント
--目次--
Part T
個人輸入から情報起業へ—無資本から成功する方法
「外国人のフリカケ」
チャンスは身近なところにある…..!?
個人輸入と個人輸出
「発想の転換」の重要性
「当たり前のもの」を見直す
「商材」としてのモノ、サービス、情報
「情報起業」とは何か
情報起業のタイプ----1. 情報輸入型
情報起業のタイプ----2. 情報輸出型
「週末起業」でも出来る
「再生情報」で起業する
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Part U 収入倍増のインターネット・マーケティング
インターネット・マーケティングの問題点
インターネットで提案する
「インターネットでの提案」は可能か
「無名サイト」からの提案は無視されるのか?
インターネット・マーケティングのジレンマ
ジレンマは解決できるのか
「売れるホームページの法則」
ホームページには固有の戦略がある
正しいマーケティング戦略は収入倍増をもたらす
Part T 個人輸入から情報起業へ—無資本から成功する方法
「外国人のフリカケ」
当方では、翻訳業という仕事柄、外国や外国人の話題を耳にする機会が多いのですが、最近とりわけ興味を惹かれた話に「フリカケ」があります。
「何のこっちゃ?」と思われるかも知れませんが、「日本に住んでいる外国人がよくご飯にフリカケをかけて食べている」というのです。
なかには、家族に食べさせるため、わざわざヨーロッパまでフリカケを送っている留学生もいる、とのこと。ヨーロッパでは年がら年中パンばかり食べているわけではなく、ライスも結構食べている。フリカケの需要は、それなりにあるに違いない、というのです(注)。
(注)それにつけて思い出すのは、アメリカのスーパーマーケットで見た「食材の貧しさ」です。と言っても肉や野菜のことではなく、いわゆる「スナック菓子」の類のこと。日本には、せんべい一つとっても実に様々の種類があるのに、アメリカのスーパーにあるのはポテトチップスばかりだったように記憶しています。案外こんなところに「起業」のチャンスがあるのかも、と思いました。
チャンスは身近なところにある…..!?
出張や旅行などで海外の珍しい文物に触れた時に、「これを日本に持って行ったら売れるかも」と思った経験のある人は少なくないでしょう。しかし、日本にいて、近所のスーパーやコンビニで買い物をしながら、店頭に並んだフリカケやせんべいを見て、「これは外国で売れるかも」と考えている人はあまりいないのではないでしょうか。
その意味で、この「外国人のフリカケ」は発想の転換を促す良いきっかけを与えてくれたわけです。
チャンスは、実は、近所のコンビニのような、意外に身近なところに転がっているのかも知れません。
個人輸入と個人輸出
当たり前のことですが、いわゆる「個人輸入」では、海外のものを日本に輸入するわけです。海外の通販カタログなどを利用する場合もありますが、本格的にやろうと思えば商材を探しに、あるいは仕入れるために外国まで出かけることになります。
これに対して、「個人輸出」(やや聞きなれない言葉ですが)の場合は、商材は日本国内にありますから、適当な商材を探し出したり、入手したりするのは、「輸入」の場合よりは容易なはずです。小規模のものなら、インターネット上のウェブサイトで受注し、近所のお店で買って発送するという方法もあります。言わば、「在庫」はなくとも、近所のお店を「在庫代わり」に利用することが可能になるわけです(注)。
(注)M&Zビジネス翻訳センターでは、翻訳等を通じて、個人輸入・個人輸出を支援しています。特に契約書の翻訳等を得意としております。また、個人輸入・個人輸出等に関連して、海外事情の調査も承ります。
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「発想の転換」の重要性
誤解がないように言っておきますが、別にここで「個人輸入」と「個人輸出」の比較論をするつもりはなく、ましてや「個人輸出」の方が「個人輸入」よりも優れているとか、有利である、などと言いたいわけでは毛頭ありません(「個人輸出の方が個人輸入よりも有利とは言えない」理由は後で述べます)。
ここで言いたいことは、発想の転換、つまり、ふだん当たり前だと思っていることでも、視点を変えてみれば新しい世界が広がる、ということなのです。そして、自分たちにとってはごくありふれたもの、陳腐なもの、つまらないものでも、所変われば(例えば外国では)、レアな、珍しい、貴重なものに変身することがあり得るということです。
従って、――ここからが大事なところですが――ビジネスの素材(つまり商材)を見つけるのに、いつも、何か自分の知らない未知の世界に出かけていって、見たこともない、物珍しいモノを探し出さなければならないわけではない。だから、「起業する」といっても特別なことは必要ではなく、むしろ、自分の熟知している世界をちょっと別の観点から見てみるだけで十分なこともある、というのがここで言いたいことなのです。
「当たり前のもの」を見直す
身の回りには「当たり前のように」モノが転がっています。自分が身に付けている技能も「技能(スキル)」などと呼ぶのが恥ずかしいほど「当たり前のように」思えます。自分の持っている「知識」や「情報」も同様です。それを他人に提供することで「起業する」など考えたことなどないかも知れません。
けれども、日本に来ている英米人の英会話講師を見てください。彼らはまさに「自分にとっては当たり前」の技能でサービスし、知識を売っているのです。ですから、自分にとっては「ありふれたツマラナイもの」、「出来て当然のサービス」、「知っていて当たり前の情報」であっても、別の人にとっては「金を出しても欲しい」ものであることは十分にあり得るのです。
商材が「モノ」であれ、また「サービス」や「情報」であれ、この点おいて本質的な違いはありません。
「商材」としてのモノ、サービス、情報
ところが、現代の私たちの「起業」(とりわけ資金にとぼしい個人の起業)という観点から見ると、これら――「商材」としてのモノ、サービス、情報――の間には決定的な違いがあることに気付きます。
一般的に「起業」と言えば、モノかサービスを商材とすることを思い浮かべるでしょう。しかし、モノ作りは産業の原点だとはいっても、個人がお金をかけずに作れるものには限界があります。また、モノを提供する場合も、その運搬などには当然コストがかかります。
サービスでも同様で、好評だからといって無限に提供し続けるわけにはいかないのです。また、現実に人が現場に赴かなければならない場合が多いので、移動コストもかかります。
つまり、商材としてのモノとサービスには、「時間と空間の限界」が常に付いて回るわけです。
これに対して、「情報」には、「時間と空間の限界」がありません。前二者と異なり、個人が、ほとんど資金をかけずに生み出すことが可能ですし、一旦生み出された情報は無限にコピーが可能で、インターネットを用いればほとんどコストをかけずに世界中どこにでも瞬時に送ることが出来るようになったからです。
だからこそ、資金にとぼしい個人が「情報」をキーに巨万の富を生み出すのもあながち夢ではない、と言われるのです。
à次は、「情報起業の方法論」
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