起業・投資・資産管理術の研究

出版物一覧・注文

 

 

「プライベートバンク」は信用できるか

金融知識ゼロでもわかる「危ない会社」の見分け方

 

 

 以前、「XXプライベートバンク」、「XXプライベートバンキング」という名前の会社が乱立していたことがあります。日本におけるこれらの会社は、「bank」といいながら、いずれも銀行ではありませんでした。

なかにはかなり怪しげな会社もあり、すでに姿を消したところもあります。これは「甘い言葉に誘われて」その会社に運用を任せ、資産を失った顧客が少なくないということを意味するでしょう。

 

当時から、当サイトでは「口座開設だけで手数料をとる業者は避けて下さい」と警告を発していました。これを守るだけで、悪徳業者を回避できる割合が格段に高まるからです。

 ところが、現在もなお「以前相談した会社の提示した、あの高額の手数料は何だったのだろう」と驚かれることはしばしばあります。

経営が健全で、かつ真に顧客のことを考えている会社であれば、広告費その他の費用を削るなどして、できる限り手数料を抑えようとするはずです。

しかし、そうなっていないということは、業界の本質は、以前とさほど変わっていないということでしょう。

 

そこで、この記事では、「XXプライベートバンク」、「XXプライベートバンキング」と称する業者のなかで、どこが信用できて、どこが信用できないのか、金融知識がなくとも、誰でも簡単に見分けられる方法をご紹介したいと思います。

 

1. 「口座開設手数料」をとる業者は避ける。

 これは鉄則です。こういう業者にかかると、運用益がどれだけあったとしても、業者の手数料へと消えてしまいます。景気がいいときでさえそうなのですから、金利が下がったり、経済状況が思わしくなかったりすれば、目も当てられない結果になるでしょう。

 

2. 「著書」に注意。

 ある成功者のかたが「私は著書など書いている人は信用しません」と言ったそうです。まさに至言というべきです。

実際に、金融、教育(学習塾など)といった「将来の不確実性」をメシのタネにしている業者の「著書」には注意が必要です。営業マンから「社長の著書」などを渡されたら気を付けるようにして下さい。

例外はあるものの、そのような「著書」の多くは、読者の啓蒙や知識の伝授といった目的のために出版されてはいません。単にマーケティングのツールとして、自費出版(またはそれに近い形)で出されたものなのです。

しかも、その内容は、業界の事情通を気取る、将来の不安を煽る、自尊心をくすぐるなど、ありとあらゆるテクニックを駆使して、潜在顧客である読者を引き込もうとするものになっています。そのような著書で「信用」を演出しようとするのは、会社に信用がないことの裏返しだと言っても過言ではないでしょう。

 とりわけ怪しいのが、いかにもスイスのプライベートバンク事情に詳しいかのように書かれた本です。

もし、著者が本当にプライベートバンク関係者であれば、退職後であってもスイス銀行法と秘密保持契約が適用されるはずですから、そのような著書は違法、契約違反となるか、少なくとも信義則違反となる可能性が高いといえます。

反対に、著者が実際はプライベートバンクのインサイダーではないなら、読者に対して嘘をついていることになるでしょう。

結局、どちらかの信用を裏切っているわけですから、そういう著者が次に「顧客の信用」を裏切ったとしても、何の不思議もありません。

 「XXプライベートバンク」、「XXプライベートバンキング」という会社が気になったら、社長や代表者が著書を出していないか、アマゾン 等で検索してみることをお奨めします。

あるいは、逆に「プライベートバンク」「プライベートバンキング」で書籍検索をして、それらの著者が社長や代表を務める会社は避ける、という方法も有効でしょう。

 

3. 「わが世の春」に注意。

 とりわけ金融の世界においては、「いかにも絶好調」という雰囲気をかもし出している会社には注意しなくてはいけません。

本当に絶好調かどうかは誰にもわかりません。嘘であれば由々しき問題ですし、もし今が絶頂期であれば、あとは落ちるしかありません。

 会社も国家も、急成長しているときほど、内部にひずみや矛盾が溜まっているものです。

「プライベートバンク」「プライベートバンキング」とは、本来「資産の保全」という保守的なスタンスなのですから、そのような危うさとは距離を置いてしかるべきでしょう。

 ですから、もし本当に「プライベートバンク」「プライベートバンキング」を求めておられるのなら、それに相応しいのは、絶好調の会社ではありません。むしろ、「地味だけれど安定した会社」であるはずです。

 国にたとえるなら、「プライベートバンクには、中国よりもスイスが相応しい」というのと同じことです。

 

 ここで取り上げたポイントは、わずか三つですが、たったこれだけでも、「XXプライベートバンク」、「XXプライベートバンキング」と称する多くの業者から「危ない会社」を見分けることは、かなり容易になるはずです。

また、実際に見極めがつかず、悩んでおいでの場合は、さらにディープな見分け方がありますので、具体的な内容とともにお問い合わせ下さい。

ただし、このお問い合わせに限っては、業界関係者による偽装等を避けるため、電話によるお問い合わせ、gmailhotmail等のフリーアドレスからのお問い合わせにはお答えできませんのでご了承下さい。

 

 

**日本語が通じるスイスのプライベートバンクの情報を無料でご提供致しております。詳しくはお問い合わせ下さい(メール: mz.group@e-law-international.com )

**本サイトの金融関係記事は情報の提供のみを目的としており、本サイトでは、預金、投資信託等も含め、いかなる金融商品の販売、仲介、推奨、勧誘も致しません。

 

[HOME]